by
Anonymous Coward
on 2005年08月20日 11時49分
(#784277)
それにしても、p.362の節タイトルのAlice's Literature is Wandering Lands!(Alice's Adventures in Wonderlandのパロディ)はもちろん
この節の内容を示唆してますが、さらにこのタイトルの訳が「アリスが文学畑を徘徊している。テクストとしてのアリスが!」と
されており、マルクス「共産党宣言」の「妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が!」という文を
パロってるのにはさすがに舌を巻きました。二重三重四重とかぶせている筆者の遊び心あふれたレトリックに正直脱帽っす。
贈呈先 (スコア:1)
送ってもゲーム否定フィルターでREJECTされそうですが
#それにしても結構高い本だなぁorz
第一部第一章の重要性(この本の読者に要求される最初 (スコア:0)
「テレビゲーム解釈論序説」の第一部を現代思想を専門とする大学教員と一緒に精読してみた。
著者はゲームへの愛情を(特に第二部で)文に刻み込んでいるが、その一方で、容赦なくゲームが持つ毒の部分も再確認していく。
だから、もし読者がリテラシーを欠いていると、ともすると、この本が悪影響論助長であったりゲーム脳論助長などという結論に達する間違いをおかしてしまうかもしれない。なぜ、あの稿が第一部の第一章に置かれているのか(単にドラクエなどの日米の
Re:知的レトリックが楽しめる (スコア:0)
この節の内容を示唆してますが、さらにこのタイトルの訳が「アリスが文学畑を徘徊している。テクストとしてのアリスが!」と
されており、マルクス「共産党宣言」の「妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が!」という文を
パロってるのにはさすがに舌を巻きました。二重三重四重とかぶせている筆者の遊び心あふれたレトリックに正直脱帽っす。