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もの自体は読んでいませんが、Linuxにおけるdocumentation(HOW-TOなど) qualityを考えるとそんなに驚く結果ではありません。
最近のUnix解説書籍で、質がよいものとしては何といっても最前線UNIXのカーネル [amazon.co.jp](UNIX Internals: The New Frontiers)でしょう。翻訳は日本人の中ではUnixのプロといってもいい人たち(自分の手で改良を加えた経験がある)が取り組みましたが、それでも4年かかっています(原書は1996年、翻訳は2000年。それでも翻訳が出せただけでも素晴らしい)。そんな本を、同等の経験がない人に1年足らずで訳せと言う方が無理でしょう。出版社
「最前線」 [amazon.co.jp]も確かに誤訳があります。ですが、私が知っている限りでは2箇所だけです(原書を想像するとすぐにわかる)。加えて、論理が崩れるほどひどい訳はありませんでした。少なくとも「なぜ○○をしなければならないのか」を誤解させることはありません。論理を伝えるのがこの本の目的ですから、翻訳として必要な質は十分とれています。なので、誤訳をつかまえて「質が悪い」というのは揚げ足取りでしょう。(私の経験では、英語の本だって寄せ集め的に書いてしまい、何がいいのか、何がやりたいのかわからない本はある)
そう考えると、問題の本 [amazon.co.jp]の方は詳細な実装まで伝えることが目的になってしまいますね。ここまで来ると翻訳しているうちに鮮度が落ちてしまうのではないかという心配すらあります。
まぁ、本を鵜呑みにするような人だと、世の中のあらゆる訳書についてそういう印象を持つでしょうね。辞書直訳が多いのは、実際には大学院生にも翻訳させたから? (訳者あとがきにそれらしき記述がある)
あっしはこの本をただ読むだけでなく、実際の実装と照合することにより、理論が食い違っていないかを確かめます(主にSolaris 8、RT-Mach 3、BSD/OS)。また、必要ならば実働のOS上に手で実装し、動作を確認することもあります。それで初めてわかることもあります。
そういう使い方をしてる人って...あまりいないのかな?
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
ていうか翻訳ひどすぎ (スコア:0)
Re:ていうか翻訳ひどすぎ (スコア:1)
カスタマーレビューのおすすめ度は、『五つ星の内容に星マイナス4の翻訳』... [amazon.co.jp]
まやかしの新鮮さの代償はあまりに大きい (スコア:2, 興味深い)
もの自体は読んでいませんが、Linuxにおけるdocumentation(HOW-TOなど) qualityを考えるとそんなに驚く結果ではありません。
最近のUnix解説書籍で、質がよいものとしては何といっても最前線UNIXのカーネル [amazon.co.jp](UNIX Internals: The New Frontiers)でしょう。翻訳は日本人の中ではUnixのプロといってもいい人たち(自分の手で改良を加えた経験がある)が取り組みましたが、それでも4年かかっています(原書は1996年、翻訳は2000年。それでも翻訳が出せただけでも素晴らしい)。そんな本を、同等の経験がない人に1年足らずで訳せと言う方が無理でしょう。出版社
Re:まやかしの新鮮さの代償はあまりに大きい (スコア:0)
良いの?悪いの? (スコア:0)
つーか買おうか迷ってるんだけど。
まじで教えて。
Re:良いの?悪いの? (スコア:0)
日本語版も、意味が変化するほど変ではない。いい訳だとも思わないけど。
どっち読んでも良いけど、この内容自体は、少なくとも UNIX カーネルを
云々するなら知っておかないとダメ。
Re:良いの?悪いの? (スコア:2, 参考になる)
「最前線」 [amazon.co.jp]も確かに誤訳があります。ですが、私が知っている限りでは2箇所だけです(原書を想像するとすぐにわかる)。加えて、論理が崩れるほどひどい訳はありませんでした。少なくとも「なぜ○○をしなければならないのか」を誤解させることはありません。論理を伝えるのがこの本の目的ですから、翻訳として必要な質は十分とれています。なので、誤訳をつかまえて「質が悪い」というのは揚げ足取りでしょう。(私の経験では、英語の本だって寄せ集め的に書いてしまい、何がいいのか、何がやりたいのかわからない本はある)
そう考えると、問題の本 [amazon.co.jp]の方は詳細な実装まで伝えることが目的になってしまいますね。ここまで来ると翻訳しているうちに鮮度が落ちてしまうのではないかという心配すらあります。
Re:良いの?悪いの? (スコア:0)
#とりあえず買っとくべきみたいですね。
嘘つき! (スコア:0)
それと同じくらいの頻度で誤植がある。
Unixについて良く知らない人が訳したとしか思えない誤りもある。
日本のUnixの第一人者が4年もかけてこのていたらくかよ!
問題の
本は批判的な目で読もう (スコア:1)
まぁ、本を鵜呑みにするような人だと、世の中のあらゆる訳書についてそういう印象を持つでしょうね。辞書直訳が多いのは、実際には大学院生にも翻訳させたから? (訳者あとがきにそれらしき記述がある)
あっしはこの本をただ読むだけでなく、実際の実装と照合することにより、理論が食い違っていないかを確かめます(主にSolaris 8、RT-Mach 3、BSD/OS)。また、必要ならば実働のOS上に手で実装し、動作を確認することもあります。それで初めてわかることもあります。
そういう使い方をしてる人って...あまりいないのかな?