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日本の国防事情、マンガでわかりやすく 99

ストーリー by GetSet
萌えればいいってもんじゃなかろうに 部門より

KAMUI曰く、"モエールパブリッシング(註:サイトは18禁)から 12月 16日に『萌えわかり!自衛隊ビジュアルガイド』が発売されている。
「イラスト・漫画を多用して,自衛隊の任務や装備品,被服などを解り易く解説」しているのだそうで,陸海空の 3自衛隊だけでなく防衛大学や防衛医科大学も取り扱い,本文やコラムは堀場亙 氏や佐藤史洋 氏らミリタリーライターが担当。なお制服などは「萌えイラスト」だが装備品(戦車や護衛艦など)の解説については写真などを多用して解り易くしてるそうだ。もっとも,紹介されている「制服」が 60種類近くなのに対して「装備」は 36種類だそうで,まぁ……そ~ゆ~本なのだろう(^_^;

一方,既に出てから一月以上経っているが,防衛庁の協力のもと財団法人防衛弘済会から 「まんがで読む 平成17年版 防衛白書」が発行されている。
マンガで「日本の防衛政策」を解説したもので,平成 17年版は携帯にも便利な B5判に小型化しているが,それより注目すべき点?は,昨年発行された「平成 16年度版」と絵師が(と言うか絵の傾向が明らかに)変わってる点かも……来年度版が微妙に不安だ(^_^;"

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  • by Anonymous Coward on 2005年12月21日 22時06分 (#853203)
    一昨日、とあるサイトでその本のことを知りました。
    そこの管理人さんが購入したらしく、そのときの内容

     程無くして受け付けメールが届く。
     >追伸 教えてください・・・今日は、普段と比べてとても注文が多いのですが、
     >何かに掲載されていたりしたのでしょうか?もしよろしければ、ご連絡ください。
     >よろしくお願い致します。


    購入者にこんな質問をしてくる防衛弘済会がなんか可愛く思えた自分って・・・
    • by Anonymous Coward on 2005年12月21日 22時17分 (#853212)
      「赤紙が、女の子の萌え絵だったりしたら、奮起するだろう?」

      みたいなネタがありましたが、現実がリアルにその方向に向かっているようで、ビミョーな気分になります。
      親コメント
      • 「『Ma子様』でググれ」って言おうかと思ったけど、案外引っかからないなー。
        さすがに地下に潜ってるのかな。
        --
        # SlashDot Light [takeash.net] やってます。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 2時54分 (#853446)
          >「『Ma子様』でググれ」って言おうかと思ったけど、案外引っかからないなー。

          ヒント:英文字と日本語の組み合わせは別単語と解釈されやすいので
              ダブルコーテーションでくくって検索してみましょう。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 3時00分 (#853447)
    ねこ@軍事 [geocities.jp]
  • by line (17226) on 2005年12月21日 22時20分 (#853214) 日記
    「漫画で読む!防衛白書」はかなり過激 [livedoor.jp]

    ↑で「まんがで読む 平成17年版 防衛白書」の内容が紹介されてますが、これを見るに、確かに論議を呼びそうな内容みたいですね。

    日本の技術は世界一ィィィィィ!ってセリフが政府の刊行物に載るっていうのもすごいかも。
    • by kitakitsune (25416) on 2005年12月21日 23時04分 (#853250) 日記
      一応断っておきますが、「防衛白書」は編集:防衛庁なので政府刊行物ですが、
      「まんがで読む~」は協力:防衛庁なので政府刊行物ではありませぬ。
      親コメント
      • by Sakura Avalon (12557) on 2005年12月22日 21時17分 (#853968)
        政府刊行物(白書)そのものについては、国立印刷局 [npb.go.jp]の「白書案内 [npb.go.jp]」というページに説明があります。このページに登場している「政府刊行物(白書類)の取扱いについて」という申し合わせについては、社団法人政府資料等普及調査会 [gioss.or.jp](おそらく天下り用機関)のサイトの「白書について [gioss.or.jp]」というページ中に詳しい説明が見られます。
        このページの記述で注目したいのは『府省庁等政府機関が発行する白書類は、報告あるいは公表、発行のされかたなどによっておおきく以下の3つに分類されるということである。』という一文で、その後に書かれた3番「1と2以外の白書」では、『民間出版社等によって市販される段階において「○○白書」と名付けられる、いわゆる白書である。』と明記されています。今回の「まんがで読む 平成17年版 防衛白書」はまさにそれに該当すると思われます。それを裏付けるかのように「防衛庁・自衛隊 [jda.go.jp]」のトップページでは「平成17年版防衛白書」として、閣議承認された「日本の防衛(防衛白書)」と一緒に「まんがで読む」も並べられていますし。

        これは単純に推察なのですが、あえて防衛庁でなく財団法人防衛弘済会(おそらくここも天下り用機関)が発行になっているのは「閣議承認を省略するため」ではないだろうかと考えています。実際、中身に多少の簡略化や修飾または誇張(笑)があるにせよ、基本的には元の白書を噛み砕いたものでしょうからいちいち承認をとるよりは民間発行にしてしまえという図式にもなりますし、なによりこれまでお世話になった先輩方のお仕事が増える寸法にもなります(笑)
        また、それとは別に国立国会図書館サイトの「白書 [ndl.go.jp]」ページでも、「(3)現状」という部分で興味深い記述があります。もともと『申し合わせ』でしかないため政府刊行物という定義に強制力があるわけではありません。もちろん単純に民間会社が「○○白書」と名付けただけのものもありはしますが、どちらかといえば今回の「まんがで読む」は厳密に「政府が刊行したものではない」というのは確かにせよ、いわゆる「みなし政府刊行物」として取り扱っても差し支えはないように思います。

        #それにしてもオリジナルのタイトルは「日本の防衛」で「防衛白書」は副題のようにくっついてるのに、「まんがで読む」ではきっちり「防衛白書」としているのは変な感じが~。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年12月23日 2時54分 (#854151)
          文書読解能力が乏しいか、意図的に自分の意見に都合の良い所だけを読んでますね?
          「各省庁が編集する白書類は・・・」と書かれているのに、政府機関ではない財団法人が
          編集発行している物を政府刊行物と「みなす」という思い込みは変ではありませんか?
          あなたの思い込みだと「白書」というのが書名に含まれている
          http://www.ohzora.co.jp/magazine/pastel/
          も「みなし政府刊行物」となりますか?
          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 10時31分 (#853585)
        > 一応断っておきますが、「防衛白書」は編集:防衛庁なので政府刊行物ですが、
        > 「まんがで読む~」は協力:防衛庁なので政府刊行物ではありませぬ。

        ダウト!
        広義の意味で、政府刊行物と見なせます。
        ↓ 詳しくは、国立印刷局の解説参照。

        政府刊行物について [gov-book.or.jp]
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 15時15分 (#853802)
          財団法人防衛弘済会が刊行している物であり
          政府が刊行している「白書」とは別物ですので政府刊行物ではありません。
          親コメント
    • by Zepto (5428) on 2005年12月22日 1時25分 (#853385)
      まさに今、私の真後ろの本棚に留学生たんが持ってきた

      「中国の国防」

      という日本語の冊子があります。
      これもなかなか論議を呼びそうで過激な内容です。
      ま、もう聞き慣れてしまったというのが正直なところではありますが。

      国防のホンネなんてそんなもんですよ。どこも。たぶん。
      親コメント
      • by apt (28270) on 2005年12月22日 1時47分 (#853404) 日記
        言うまでもないことですが、防衛戦略を考えるには仮想敵がどこかってのは重要なファクターです。

        例えば、冷戦時代のアメリカならソ連が主な仮想敵だったのは明らかですし、永世中立国であるスイスなら周辺の国は全て仮想敵であると考えているわけです。もちろん政府や軍が公に「どこそこの国が仮想敵です」なんて言ったりはしませんが、そんなのは言わずもがな。

        逆に、本当に仮想敵を想定せずに装備を調達したり訓練をしていたりするのは無駄、というよりほとんど無意味です。まあ、そこまで現在の平和ボケした日本でもそこまで無能では無いですが。
        #一部の政治勢力にそういうことを主張する平和ボケが居るような気もしますが。いや、あれはボケじゃなく意図的か。

        それに、政府にはどのような防衛戦略を立てているのかを納税者に説明する義務が有ります。そういう観点からも、どのような仮想敵を想定しているのかを明らかにすることは必須でしょう。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 6時27分 (#853483)
          #include <stdio.h>
          int main()
          {
              bool side = false;
              char thisSide, thatSide;
              printf("%s\n", "A:仮想敵Bは危ないから軍事増強だ");
              while(true)
              {
                  if (side)
                  {
                      thisSide = 'A';
                      thatSide = 'B';
                  }
                  else
                  {
                      thisSide = 'B';
                      thatSide = 'A';
                  }
                  printf("%c:仮想的%cが軍事増強したからこちらも増強だ\n", thisSide, thatSide);
                  side = !side;
              }
          }
          親コメント
          • /*
            むしろこんな感じでは?
            */
            #include <stdio.h>

            char sides[2] = {'A', 'B'};

            int gunbi_zoukyou(int side) {
                printf ("%d: %c: 仮想敵国%cが軍備増強している。我が国もだ。\n",
                    side, sides[side%2], sides[(side+1)%2]);
                gunbi_zoukyou(side+1);
            }

            int main() {
                gunbi_zoukyou(0);
            }

            /*
            実行結果:
            1: A: 仮想敵国Bが軍備増強している。我が国もだ。
            ...
            2096867: B: 仮想敵国Aが軍備増強している。我が国もだ。
            2096868: A: 仮想敵国Bが軍備増強している。我が国もだ。
            セグメントエラー

            あれ?スタックオーバーフローじゃないんだ。
            */
            親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 9時07分 (#853517)
          > もちろん政府や軍が公に「どこそこの国が仮想敵です」なんて言ったりはしませんが、そんなのは言わずもがな。
          うむっ、なるほどっ、仮想敵を公然と口にしていたら、無用な緊張状態を強いられるもんな。

          > そういう観点からも、どのような仮想敵を想定しているのかを明らかにすることは必須でしょう。
          うむっ、なるほどっ、仮想敵を明らかにしないと戦略の正当性が判断できないもんな。

          ん、ちょっと待て。

          何か矛盾しているような気がしないか?
          親コメント
          • お互いにはっきりと敵だと思っていても、笑顔で握手して友好を唱えるのも外交というものではないでしょうか。

            ・実際に仮想的だと見なしており、挑発する。
            ・実際には仮想的だと見なしているが、口先では友好。
            ・実際には仮想的だと見なしてないのに、挑発する。
            ・実際に友好国だから、会談もいつも穏やか。

            どれもそれぞれの意味、使いどころが有るとおもいます。
            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 10時32分 (#853587)
              ・実際に仮想的だと見なしており、挑発する。
              北朝鮮。

              ・実際には仮想的だと見なしているが、口先では友好。
              中国。

              ・実際には仮想的だと見なしてないのに、挑発する。
              韓国。

              ・実際に友好国だから、会談もいつも穏やか。
              米国。
              親コメント
          • 「どこそこの」と具体的な国を示す事をしないのと、「どのような」と抽象的な表現で示す事は矛盾せずに両立可能でしょう。
            どの程度ぼかしておくか、という部分のバランス感覚は必要ですが。
            親コメント
    • >世界一ィィィィィ!ってセリフ

      ウリバタケ?

      #ナデシコ乗員のセリフを軍隊ごときの宣伝に使うんじゃねえよ。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 9時43分 (#853545)
      >>日本の技術は世界一ィィィィィ!ってセリフが政府の刊行物に載るっていうのもすごいかも。

      日本の技術は世界一だと思ってたのに,はるばるペルシャ湾に行った時には
      掃海艇乗組員や水中処分員の腕は一流でも,機材の性能が劣るために
      イタリア製沈底機雷を捜索するのに一苦労することになりました.
      軍事技術は他国との比較優位が重要なので,あまり日本の技術を過信
      しない方がよいでしょう.

      ということで現在建造中の海自掃海艇はイギリス製・フランス製装備をてんこ
      盛りです.(次のモデルから再び国産装備になるらしい)
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年12月21日 22時22分 (#853215)
    激しくオフトピで恐縮ですが、

    モエールパブリッシング [moemoe.co.jp]トップページの美少女同人誌徹底攻略2006の画像。

    かなり壮絶なリサイズかけてますね。HTMLで。
  • 萌える防衛読本?! (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2005年12月21日 21時56分 (#853194)
    絵の傾向が・・・・確かに何かに毒されつつあるようですな。
    • 都市伝説ですが (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2005年12月22日 3時10分 (#853454)
      六本木(当時)は陸海の一佐(大佐)が“ミンキーモモ”か“クリィミーマミ”かで掴み合いをしてるようなところだったとか
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年12月22日 20時00分 (#853924)
      ご安心を。自衛隊の中の人たちはとっくに毒されている、というか自ら撒き散らしているというか。
      愛称がマルチ(もちろん由来はToHeart)の兵器 [wikipedia.org]とか、
      有名な戦競のノーズアートとか。←サイトが消えてた
      個人的に一番笑ったのはこれ [infoseek.co.jp]の一番下。
      これの信憑性は分からんが、そういう類の話はよく聞くし。

      # そのうち、自衛隊の勧誘パンフが同人誌と間違えられたり、
      # 勧誘ポスターがイベントの開催通知と間違えられたりしそうだ。
      親コメント
  • なんで「ミリタリークラシックス」とか「萌えよ!戦車学校」なんかをスルーして何匹目かのドジョウの紹介を持ってくるのであろうか。マンガ防衛白書はともかく。
    むしろ上記2冊のほうがキてるぞ。絵の萌えっぷり企画のぶっ飛びっぷりと、地の文が大変に堅実でまともなのとの対比が。
    • 「ミリタリー・クラシックス」 [ikaros.jp]は,最初の頃は割とまともだったのに (いや,仮想戦記に妙に力を入れてみたり,マイナー兵器に妙に詳しかったりはしたが), Vol. 8 くらいから「ウェポンガールズ・フロントライン」とかの萌え絵が出始めて, いまでは「萌ゆる妹兵器占い」だのの連載の他, 特集記事まで「戦闘機ガールズ」だの「ポケット戦艦三姉妹」だの「海軍メイドさん物語」だの, 変なのばかり. そのうち「萌える兵器おたくのフラッシュバック・マガジン」とか言い出すのに違いないぞ.

      でも,表紙がかっこいいから,ついつい買ってしまうんだなあ.

      これで「ケンペーくん」まで載せていたりするから,もうなんといってよいやら….

      親コメント
      • 最近、ミリタリ系の鍋の底が抜けたというか、こう何から解放された妙な勢いを感じます。

        仮想戦記だとスカーレット・ストーム [amazon.co.jp](男子の出生率が下がった世界で女子による補助海軍が出来て男子の日本海軍と喧嘩したりキャッキャウフフしたり)、血闘絶対国防圏 [amazon.co.jp](巫女さんが仮装巡洋艦に乗ってバロン西が馬で突撃)、 漫画だと初版はかなり前ですが、最近新装版が出た平成イリュージョン [amazon.co.jp](日米戦争をパスし、帝国のまま平成まで来てしまった日本・廣島のお話)も凝っててなかなかでした。

        どれも結構面白いんすよね。ある程度実際の戦史並びに仮想戦記のお約束の理解が求められますけど、こういうの出してもOKくらいに裾野が広がったのかなーと。

        親コメント
        • 言ってみれば、今までは、ミリタリーについて語る時と、萌えについて語る時でキャラクターを使い分けている人が多かったんでしょうね。
          それで実は層が被っているのにもかかわらず、自分以外は皆硬派なミリオタや、軍なんて無骨なものには興味のない萌えオタだと思っていたと。
          何しろイメージ的には、硬軟で対極にありますしね。
          なんと言うか、ノーマルな視点からすれば、どっちも等しく遠いのでしょうけれど。二等辺三角関係というか。
          親コメント
  • > 携帯にも便利な B5判に

    いや、普段携帯するもんなのか、これ・・・?
    「ああ、防衛に関する本を持ってて良かった!」という
    シチュエーションが、日常生活にあるのかなあ、と。

    --
    --------------------
    /* SHADOWFIRE */
  • by shinp (28150) on 2005年12月22日 1時08分 (#853373)
    同じ日に、状況開始っ! [p-x.jp]という俗に言う美少女ゲームも発売されてますね。
    よくわかりませんがそういう記念日かなんかだったんじゃないでしょうかね。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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